あずまんがー龍騎!
【あずまんがー龍騎!】
【第01話 : 発見】

「なあ榊仮面ライダーって知ってるか?」
高校の卒業式を終えて3ヶ月。榊はある日突然神楽にマジカルランドに
び出された。そして近くの喫茶店で注文を終え、店員が去った後周り
を気にしながら神楽が唐突に言い出した言葉がこれだった
「かめんらいだー・・・」
「ほら変身!とか言って悪の組織と戦うやつ。」
そう言うと神楽は立ち上がりポーズをとった。
「・・・少し、恥ずかしい。」
「あ、悪い悪い。それでさ、実はさ、こんなの持っているんだ。」
そう言うと神楽は椅子の下に置いていたカバンをテーブルの上に置き
ごそごそと何かを探しているようだったが、やがて見つけたらしく嬉
しそうな表情をしてそれをテーブルに置いた。
カタン。軽やかな音が鳴った。神楽は顔面一杯の笑みを浮かべながら
榊がそれを手にとるのを見ていた。
(何だろう?名刺入れかな・・・)

「これさ、2つあるんだなー♪」
神楽はそう言うと、もう1つテーブルの上に置いた。
「・・・これは何?」
「さー私もよくはわからないけど、テレビには写ってたよ。朝の日曜
日のチャンネルって、特撮がや ってて弟がよく見てるんだけど、あ、
特撮ってウルトラマンとかのこと。それでその時、これとそっくりな
ものが写っていたんだー。」
「・・・どこで、見つけたの?」
「ん?これ?これは机の上に置いてたんだ。で、弟に聞いてみたら仮
面ライダーりゅき?が変身するときに使う「カードでっき」ってさ。
つまりさ、これがあったら変身できるってこと榊!」
「・・・そうかな?」
「それでさ榊、1人で試すのもなんだから、一緒にやってほしいんだ。」
「もしかして、神楽はその為に私を?」
「そ。ま、後で飯でもおごるよ榊。」
「お客様お待たせしました。コーヒーとカフェオレです。」
注文した品が届いたあと、少し不安な榊の内心を気にせず、変身できるか
も、という期待に満ちた神楽は楽しそうに今現在の生活を榊に語っていた。

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【第02話 : 再会】

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