あずまんがー龍騎!
【あずまんがー龍騎!】
【第04話 : ちよ】

(・・・アトラクションの中、かな?)
榊がそう思うのも仕方がなかった。天井と地面と思われるところが無数の
鏡で装飾されていたからだ。
(皆は?!!それにこの姿は・・・)
榊はあたりを見回して地面に横たわっている『その姿』を発見した。それ
は全身がダイビングスーツのようなもので覆われており、顔と思われると
ころには、銀色に光る、プロテクターもあった。そして自分自身もその不
思議なスーツを装着していることに気付き、地面に横たわっているその姿
が、さっきまでは神楽・大阪・智・よみ・かおりんだったことがわかった
(本当に、変身している・・・皆は大丈夫なのかな?)
「皆は気絶してるだけですよ。それにその姿はすぐに解けますから心配し
 なくても大丈夫です榊さん」
「ちよちゃん!」

振り返るとそこにはやや大人びたちよちゃんの姿があった。しかし榊はそ
のちよちゃんの姿から、違和感を感じた。それはちよちゃんの姿が半透明
だったからだ。
「ちよちゃん。・・・その姿は?」
その時気絶していた1人が起きて2人に気付いた。
「皆変身できてるな。ちよちゃんこれでよかったのか?」
「ええ、神楽さんありがとうございます。でも皆を巻き込んでしまって・
 ・・ごめんなさい」
「いーよ気にすんなって。ちよちゃんにも何か事情があるんだろ?」
「ちよちゃんが、これを神楽に?」
「ごめんな榊、机の上に置いてたなんて言っちゃって。でも、ちよちゃん
 の話をどう切り出したらいいかわからなくてあんなこと言ったんだ。ま 
 今度何かおごるよ!」
「ちよちゃんの話・・・」
「私は高校卒業後アメリカに行きました。そこであるプロジェクトに関わ
 っていたんです。そのプロジェクトの名前は『Masked riders Project』
 ・・・仮面ライダー計画に。」
ちよちゃんは自分の高校卒業後のことを話し始めた。

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【第05話 : 理由】

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