あずまんが大王で仮面ライダー龍騎inあずま士郎
【あずま士郎】
【第02話】

一方その頃、脱獄犯美浜ちよが人質を取り、よみとの人質交換を要求していた
よみ「美浜〜!私だ!聞こえるか!」
ちよ「そのまま、入ってきて下さい♪」
そして、入ってきたよみにカードデッキを見せつける、ちよちゃん
よみ「っ!?お前!?」
とも「ちよちゃんも、ライダー!?それで、よみのやつを…」



とも「ちよちゃん、やめろ〜!」
一瞬の隙を衝いて、ともがちよちゃんに飛びかかった!
その直後、警察が突入し催涙弾を打ち込んだ
ちよ「ともちゃん!邪魔しないで!」バキッ!
ちよちゃんに、殴られたともはそのまま気を失ってしまった
ちよ「まずは、あなたに借りを返します!こっちに来て下さい」
鏡の前に立ち、カードデッキをかざす、ちよちゃん
ちよ「シュゥゥゥ〜…バッ!バッ!変身!」
よみ「あずま士郎も人が悪い…そう簡単には勝ち残らせてはくれないって事か…」
よみ「変身!」



忠吉さん「キュゥゥゥ〜ン…(戦いを止めたいのに、何故こうなるの…)」
忠吉さん「…ハッ!ワオン!」
あずま士郎「この戦いは、お前には関係ない。ライダーは皆自分の意志で戦っている」
忠吉さん「ワン!ワワン!ワオ〜〜ン!(そんな…ご主人様!)」



ドン!ドン!ドン!
チュイーン!チュイーン!
王蛇(ちよ)「 ハッ!」ガキーン!!
ゾルダ(よみ)「グァハッ!」
王蛇「ハァァァ〜〜…ライダーになるのは楽しいですねぇ〜イライラが解消されます♪」
ゾルダ「そりゃ、良かったな…《シュートベント》」



ナイト(榊)「カシャ!《ガードベント》」
ガイ(神楽)「フッ…《コンファインベント》」
ナイトのマントが瞬時にかき消えてしまった
ナイト「なっ!?」
ガイ「こういうカードも、あるって知らなかった?《ストライクベント》」
その時、仮面ライダーライア=大阪が二人の間に割って入ってきた
ライア(大阪)「てや〜〜!」
ガイ「2対1?良いよ、今の榊はぜんっぜん相手にならない」



ライア「カシャ《ファイナルベント》」
ガイ「クスッ♪《コンファインベント》」
またしても、ガイのカードが相手の技をかき消してしまった
ライア「あれ〜?」
ガイ「カードは1枚だけじゃ、無いんだよね♪」
ガイ「これで…終わりだ…♪《ファイナルベント》」
ライア「榊ちゃん!」
仮面ライダーライア=大阪に、仮面ライダーナイト=榊の最期が脳裏に浮かぶ



今、当にナイトにガイのファイナルベントが炸裂しようとしたその瞬間
仮面ライダー龍騎こと、ともがドラグシールドを手にナイトの前に立ちはだかった!
龍騎(とも)「 ハッ!」グゥワキーン!!
龍騎「何でだよぉ…何であたし達が戦わなきゃいけないのさ!」
悔しさと悲しさが入り交じった感情をむき出しにしながら、龍騎はガイに殴りかかった
ガイ「何甘いこと言ってんのさ!私たちはライダーなんだよ!」



ライア「ともちゃんなら…もしかして…」
王蛇「ハッ!!」バシュ〜!…シュタッ!
ゾルダ「フン…ガチャ!《ファイナルベント》」
ズオオオオオオオオ〜〜〜〜ッ!!!ゾルダの契約モンスター、マグナギガが
もの凄い、轟音と共に姿を現した
王蛇「!?…ハッ!」
王蛇は危険を察知したのか、乱闘を繰り広げていた龍騎達に向かってジャンプした
ゾルダ「無駄だ…カチッ!」
ズダダダダ!!ドヒュン!ドヒュン!ドヒュン!バリ!バリ!バリ!ズバ!ズバ!ズバババ〜〜ン!
龍騎「のわ〜〜〜〜っ!!!」
ナイト「ウワァ〜〜!!」
ライア「あ〜〜〜〜」



ゾルダ「こういう、ゴチャゴチャした戦いは好きじゃない…」
ナイト「グゥゥ…」
ライア「はや〜…」
龍騎「っつつつ…相変わらず、よみの奴無茶苦茶しやがって…」
他のライダーが吹っ飛んでいたにも関わらず、ガイだけは仁王立ちで立っていた…様に見えたが…
王蛇「フンッ!」ガシャーン!
何と、王蛇はガイを盾にしてE.O.Wを防いでいたのだ
ガイ「ち、ちよちゃん…あたしがゲームを面白くしてあげたのに…」
王蛇「近くにいた、神楽さんが悪いんですよ♪」
仮面ライダー王蛇=ちよちゃんは、事も無げにそう言い放った



ガイ「くそ〜〜〜っ!!」
怒りに震えるガイはがむしゃらに王蛇に殴りかかった
王蛇「フンッ!」ガツーン!!
しかし、王蛇にカウンターを喰らいガイは吹っ飛ばされてしまう
王蛇「クスッ♪カシャ《ファイナルベント》」
王蛇「神楽さんで、試し斬りさせて貰いますね♪」
そう言うやいなや、王蛇はガイに向かって駆け出した



王蛇「キ〜〜ン♪」タタタタタタッ……!
王蛇「ハッ!!ハァ〜…!ダァ〜〜〜〜〜ッ!!!!」
王蛇は、足を連続交差しながらガイに突っ込んだ!
ガイ「あ…ウアァァァ〜〜!!!」ドガ!ドガ!ドガ!ドガ〜〜ン!
王蛇のファイナルベント、ベノクラッシュが炸裂した
ガイ「グゥゥ…ギャアァァァァァ!!!!」チュドーン!!!
王蛇のベノクラッシュを喰らったガイは、大爆発し四散してしまった
後に残ったのは、カードデッキの欠片だけだった
メタルゲラス「グゥオオオオオオ〜〜〜〜ン!!!!」
ガイの契約モンスター、メタルゲラスがガイの死に慟哭する…
龍騎「ち、ちよちゃん!何でこんな事を!?」
王蛇「こういう物なんですよね?違うんですか?」
仮面ライダー王蛇=ちよちゃんは、無邪気に言い放った



ガキーン!!王蛇の一撃が龍騎を吹っ飛ばす
王蛇「この感じです!これだけでライダーになった甲斐があったってもんです♪」
龍騎「うぅぅ〜…ざけんなぁ〜〜〜!!!!」ドガァ!!
龍騎の怒りの左ストレートが一閃!
龍騎「最低だよ…ちよちゃん、あんた最低だ!!」
王蛇「最低ですか…決めました♪次に死ぬのは、ともちゃんに決定〜♪」
とその時、時間切れを示すかのように、王蛇の体が分子分解し始めた
王蛇「時間切れみたいですね…それじゃ、失礼します(ペコッ)」



警官「逃亡中の脱獄犯、美浜ちよを発見!」
多くの警官がちよちゃんを取り囲み、せまってくる
だが、ちよちゃんは一人の警官を盾にし銃を奪って構えていた
刑事「美浜〜〜〜〜っ!!」ドギューン!ドギューン!
怒声と共に、銃声が響き渡る。そして、「カチッ!カチッ!」
銃が弾切れになったちよちゃんは、盾にしていた警官を振り払い歩き出す
ここぞとばかり、警官がちよちゃんを捕らえようとするが
ちぎっては投げ、ちぎっては投げとばかりにちよちゃんは警官を殴り飛ばしていった
そんなちよちゃんの前に、一台の覆面パトカーが現れた!運転していたのは…
榊「ちよちゃん!乗って!」
ちよ「榊さん!?」
渡りに船とばかりに、ちよちゃんは覆面パトカーに乗り込んだ



ちよ「どうゆうつもりなんですか?榊さん」
榊は無言で、ちよちゃんにカードデッキを見せる
ちよ「榊さんも、ライダーだったんだ♪でも、ライダー同士は敵の筈ですよね?」
ちよ「まあ良いです。今はここから、逃げるのが先ですもんね」
榊「……」彼女は無言のまま、発煙筒を取り出すと窓の外に放り投げた
発煙筒の煙で、追跡のパトカーは前が見えず走行不可能になった
その様子に、ちよちゃんは思わず笑いを挙げていた
ちよ「アッハハァ〜♪」



とも「榊…何であんな事を…」
大阪「ちよちゃんは、ガイを倒したんやで…」
とも「そんなの…!分かってるよ…」
大阪「私が榊ちゃんやったら、無理にでもちよちゃんと同じ側の人間になろうとするで〜」
大阪「外れ掛けたお面を付け直すには、そうするしかないんや」

【あずま士郎】
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