【黒城戸 ◆vT1chVWsjE】

【第01日目】

偏食編集長にコンビニへ買い物に行くと偽り、名簿にあった行方不明者宅へ空き巣に入ることにした。
普通空き巣をする場合、家主が不在の時刻を狙わねばならない。 だが行方不明者の家ならそういった
心配をする必要はないのだ。 ジャーナリストの特権を生かし、情報を手早く集め、金目の物をいただく。
本日のターゲットは榊原とかいう独身野郎の家だ。
偽名を使い、管理人のハゲオヤジに鍵を開けさせる。中に入ると、見るも無残な散らかりようだった。
ハゲが尋常でない雰囲気に気味悪がって帰ってしまった。 これは都合がいい。 早速部屋を物色することにする。
壁いっぱいに新聞紙が貼ってあるのを見ると相当のサヨらしいが、家具などはそのままのようだ。
何かめぼしい物があったら、こっそりくすねて質屋に入れてやる。
床にカードが何枚か入ったケースが落ちていたので、いつか近所のガキにでもに売りつけようと思う。

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【第02日目】

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